仙台お布施の真言宗成田山国分寺インスタグラム

葬儀

真言宗成田山国分寺の葬儀

 身内の葬儀は初めてで、葬儀での読経を頼みたいけれども、分からないことや菩提寺のない方が、葬儀での読経をお願いする際にどのようなものか、真言宗成田山国分寺ではそのような疑問や質問に分かりやすく説明いたします。

葬儀の連絡

 息を引き取ってからは、事務的な手続きや連絡事項が多いものです。遺族は故人と別れた悲しみに、気が動転しているので、親戚か友人に葬儀の連絡係を頼むとよいでしょう。目上の人、恩のある人でも、死亡の通知を、電話、電報で知らせても失礼にはあたりません。不幸の場合は、電話連絡することが多くなります。遺族からの葬儀の連絡は最小限ですむよう、手際よく連絡しましょう。「○○が今朝6時に死去いたしました。通夜は明晩7時から、葬儀告別式は明後日1時からの予定ですので、とりあえずお知らせいたします。」のように、要点をもらさず、はっきり伝えます。

 次に死亡通知の前に知らせるべきところを順番に表記しました。

  1. 親類縁者・・・まず親戚のおもだった何人かに伝え、その人の親戚関係への葬儀の連絡を頼みます。
  2. 親しい友人、知人・・・最もつきあいの深かった人に連絡し、関係者への葬儀の連絡を依頼します。
  3. 勤務先、在籍校・・・勤務先の場合は直属の上司に、学校へは担任の先生に連絡します。
  4. 隣近所・・・親しい人に、葬儀の連絡を頼みます。町内会には、会長か役員宅に、集合住宅では、自治会長とともに管理人にも連絡します。

葬儀の流れ

 ご臨終からの真言宗成田山国分寺の葬儀の流れについて説明します。

  1. ご臨終の場合
    • まず、真言宗成田山国分寺022−225−8640にお電話ください
    • 緊急の際は、事前相談時にお伝えする住職電話・副住職電話へ24時間深夜でも電話下さい。
    • お電話での申込み後、どなたが亡くなったのか・ご遺体の安置場所などを確認いたします。
  2. ご遺体の安置と読経
    • 安置後、故人の枕元で勤めるお経を「枕経」といいます。
    • 一口に「死」と言っても、心臓が停止しても他の器官はまだ活動していて徐々に滅していくものとされています。
    • 故人は死後3時間以内は、聞く機能が働いておりその時間内にお経の声が聞こえることは何よりの安心になると考えられます。枕経の読経供養はこのような意味を持っています。
  3. 納棺、祭壇設営
    • その後、今後の日程や会場、葬儀社などを決め、打ち合わせをいたします。
    • 真言宗成田山国分寺に読経を承りました場合は、葬儀会場としてもご利用いただけます。
  4. 死亡の通知
    • 死亡通知状の手配・・・葬儀の日時、場所が決まりましたら、葬儀告別式に間に合うように、死亡通知状の印刷を依頼します。印刷所に依頼してもいいのですが、葬儀社が決まっていれば、他の手配といっしょに依頼できます。何種か見本がありますから、ふさわしいものを選び、必要な枚数を葬儀社に依頼します。
    • 死亡広告の手配・・・故人が知名人であったり、役職の多い人であったりする場合は、通知もれがあるかも知れません。新聞に死亡広告を出します。文面は死亡通知と同じものでかまいません。死亡通知同様、葬儀社に頼んで手配してもらうのが確実です。
  5. 通夜・・・本来は、葬儀の前に遺体を悪霊や魔物から守るために、夜通し明かりを燃やすのが通夜です。しかし、それが遺族や近親者、親しい友人が故人をしのび、冥福を祈るという意味あいに変わり、さらに最近では都合で葬儀に出席できない人が、故人に別れを告げる機会になってきました。そこで僧侶の読経による、通夜式の形をとることが多くなっています。形式的になるにしたがって、半通夜といって、2〜3時間で終わるようになりましたが、灯明は一晩中つけておくのが習わしです。
    • 真言宗成田山国分寺の僧侶による読経供養を勤めます。
    • 通夜ぶるまいで、皆さまに振舞います。(真言宗成田山国分寺では御膳料を含んでいますので、ご遠慮させていただきます。)
  6. 出棺
    • 遺族や親しい人たちと、最後の対面をします。このとき、供花の花の部分を摘んで別れ花として、棺の遺体の周りを埋めていきます。そして火葬へ向かいます。
  7. 火葬
    • 火葬場で炉の前に安置した棺の前に位牌と遺影を置き、花を飾って棺の窓を開けて故人へ最後の別れを告げます。
    • 棺が火葬炉に納められ、点火されると僧侶による読経が始まり。焼香をします。
    • 最後のお別れです。真言宗成田山国分寺の僧侶が最後までお立会いします。
  8. 葬儀・・真言宗成田山国分寺の葬儀では死者の成仏を願い、告別式では別れを惜しみます。
    • 会場にて僧侶による葬儀の読経供養が始まります。遺族や近親者、縁故のある人々が、死者の冥福を祈り、成仏を願うのが葬儀です。
  9. 繰上げ法要供養
    • 葬儀に続いて繰り上げ法要の読経供養を行います。
    • 宮城県仙台の真言宗成田山国分寺では四十九日または百か日までの法要と供養を行うことが多いようです。
  10. 会食
    • 葬儀、繰上げ法要終了後に皆さまの労をねぎらい会食となります。(真言宗成田山国分寺ではご膳料を含んでいますので、遠慮させていただきます。)

葬儀と野辺送り

 かつての葬式の中心は野辺送りでした。今は野辺送りにかわって、霊柩車によって遺体が火葬場へ運ばれます。霊柩車は遺体を運ぶ輿を元に大正時代に普及しました。現在の葬式は、葬儀があって、さらに告別式というのが一般的な段取りで、葬儀は遺族・近親者を中心とした本葬と密葬とがあります。近年の葬儀は、密葬だけで十分とする考え方が多くなり、なるべく形式主義をとらないようになりました。

仙台お布施に関するお問合せは下記にて承ります。

真言宗成田山国分寺
住所   :〒980-0845
       宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉33–2
電話番号 :(022)225–8640
FAX  :(022)225–8655